国交省公募「河川上空ドローン物流実証実験」の進行状況

「 河川上空を活用したドローン物流の実証実験」はVTOL機の本邦到着が9月末と当初の予定より5か月遅れた為、現在も飛行準備中です。

従い、河川上空のドローン飛行に於ける種々の課題を抽出し、解決する為にDJI社製のPhantom4を使い対象区間を4分割して高圧電線や橋梁の上空通過を含む飛行実績を積み上げつつあります。

Phantom4での河川上空飛行の最大の問題点は、DJI社が称する「許可空域」となって居り45m以上の高度で航空局の許可承認が必要となる水平表面よりを広い面積での飛行を禁じて居り、DJI社の許可を取得した場合でも自動飛行が出来ない状況を解決出来ない点です。

本件は、国交省を通じてDJI社に規制の修正を依頼する予定ですので、春日井市を含むエリアで現在の状況が改善する可能性があります。

2022年11月03日